インターフェースは、何かと何かをくっつけている部分のことを言います。島と島をつなぐ橋のような存在ですね。
パソコンにマウスをつなげる、スマホを人間が簡単にいじれるようにする、プログラム同士をつなげて利用し合う。ハードとハード、人と機械、プログラムとプログラムなど様々な使い方がされていて、ゲームでもインターフェースが良い悪いと言われるなど聞いたことがある人も多いのではと思います。
乱暴に言うと、とにかくつなげるもののことをインターフェースと覚えておけばいいでしょう。


その理論だと赤い糸もインターフェースね
意味:インターフェースとは何かと何かをつなげる接続職人
IT業界でかなり使われている用語で、英語のinterfaceが由来となっており日本語にすると境界面や接点という意味です。
何かをつなげる役割なのがインターフェースで、異なるモノ同士を仲介します。
例えばパソコンとプリンターをつなげ、パソコンからプリンターの設定をしたり、ウェブサイトのものをプリントしたり、スキャナーの機能があれば逆に本当の紙をスキャンしてパソコンに取り入れたりすることもできます。こうしてパソコンとプリンターの間に立ってやりとりできるようにするものをインターフェースと言います。
例に出したのは機械同士、つまりハードとハードですが、ソフトとソフト、ユーザーとプログラムなど情報社会が進化してどんどんインターフェースが活躍する場が増えてきました。
インターフェースの種類は大きく分けて3つ
色々とつなげるものがあるとインターフェースのことを紹介しましたが、ハードウェアインターフェース、ソフトウェアインターフェース、ユーザーインターフェースの3種類に分けられます。
ハードウェアインターフェース
ハードとハード、つまりは物理的につなげるというたぶん最もわかりやすいインターフェース。接続機であるコネクターを挿したりしてつなげます。パソコンであればUSBにマウスやキーボードをつなげること。パソコンを使うにあたって当たり前のようにやっていることなので、とてもイメージしやすいですね。
Bluetoothなどによる無線接続もこれに当たりますね。マウスやイヤホンなど日常で使っている人も多いことでしょう。
ソフトウェアインターフェース
ソフトとソフト、つまりプログラム同士をつなげてデータのやり取りをするというインターフェース。特にAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)というものが有名で、OSやWeb サービスの機能を外部から使うことができるというもの。YouTubeの動画やTwitterのつぶやきが他のサイトに埋め込まれているのはこのインターフェースによるものです。
ユーザーインターフェース
人とプログラム、つまりはどういうこっちゃとなりますが、人間がコンピューターを簡単に操作できるようにしてくれるインターフェースで通称UI。コンピューターが理解できる言語はプログラマーでないと困難なため、一般の人でもすぐさま使えるようにしてくれているのがユーザーインターフェースというわけです。
ゴミ箱があればいらないものをそこに入れますよね。デスクトップにあるゴミ箱は、人間が一瞬で使い方を認識できるユーザーインターフェースなのです。マウスを手のように動かしたり、つかんで離すドラッグ・アンド・ドロップもそうです。スマホのアプリアイコンなども人間が使いやすいように工夫されたUIです。
ゲームでもユーザーインターフェースは重視されています。人間が操作したものが反映されグラフィックのキャラクターなどが動くわけです。今自分がどこにいてどうやって攻撃しようかというのが直感でわかりますよね。このインターフェースがズレていると穴のない場所で落っこちたり、空中で立っていたりして、何だこのゲームは・・・となります。
結構種類があり以下のように細分化されます。
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グラフィカルユーザインターフェース(GUI)
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ウェブユーザーインターフェース(WUI)
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キャラクタユーザインタフェース(CUI)
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タッチインターフェース
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タンジブルユーザインタフェース(TUI)
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ブレインマシンインタフェース(BMI)
まとめ
- あらゆるものをつなぐのがインターフェース
- インターフェースの種類は大きく分けて3つ
- 幅広い使われ方をしている

まるで戦隊モノのロボットのようにインターフェースが色々つなげて大きなものにしている気がするわ

色々なモノをつなげて便利にしているのは間違いないわね
恋のキューピッドもインターフェースじゃない!?